邪神ちゃんドロップキックX 釧路編 聖地巡礼記

はじめに

邪神ちゃんドロップキックX第6話では、北海道の釧路市が舞台となりました。

今回、釧路編に出てきた聖地+αを巡礼してきたので、まとめます。(情報はすべて2022年10月時点のものになります)

また、聖地は大きく分けて

釧路市

・阿寒湖畔

の二つに分けられます。

※天使組が訪れた音別とエンディングで登場した尺別は、釧路市中心部からかなりの距離があるため、今回は訪問していません。

 

釧路市

まずは釧路駅周辺から

・KUSHIROのモニュメント

釧路にたどり着いた邪神ちゃんが目にしたCool KUSHIROのモニュメント。釧路駅から徒歩約20分です。バスで行くほうがいいです。幣舞橋のすぐ横にあります。

アニメで描かれた画角で撮ろうとすると、背後を流れる釧路川の堤防ギリギリまで下がらなけらばなりません。柵などは全くないので躓いて落下しないように気を付けてください。

 

・幣舞(ぬさまい)橋

6話の最後に邪神ちゃんがタンチョウヅルと悪魔合体し、飛び去ったところをゆりねの放った矢で射抜かれた場所がここになります。NHKの天気予報で各地の様子を流す際、釧路市の様子で映し出されるのもこの橋になります。

 

・漁師峰村哲也像

こちらも釧路にたどり着いた邪神ちゃんが歩いていた場所です。ここは幣舞橋から徒歩数分の場所にあります。

 

また、今回、昼間に訪れたためシマフクロウの影絵についてはパスしています。

 

・港文館

また、アニメ本編には登場していませんが、9月のイベントの際にぺこら役の小坂井祐莉絵さんが訪れた港文館が幣舞橋の近くにあります。

 

小坂井さんが座っていた椅子と、石川啄木コーヒーです。

 

 

・和商市場

少し移動して、釧路駅前にある和商市場です。邪神ちゃんやゆりねたちが食べていた勝手丼をはじめとして、様々な海鮮品が売られています。アニメで映し出されたカットがどこなのかを探すのに、少し手間取るかもしれません。

 

コーチャンフォー

少し離れて駅からバスで10~20分ほど、春採湖のそばにあるコーチャンフォーという本屋です。

作中でも邪神ちゃんの原作が平積みされており、9月時点でもそうだったようなのですが、私が訪れた際には配置換えでなくなっていました。ユキヲ先生のサインもあるはずなのですが、店員さんに「展示を下げたけど、どこにしまったか担当者がいないからわからない」と言われ拝むことはできず。

駐車場にあるドコモショップの看板のそばからとるとアニメと同じ画角になります。

 

少し話は逸れますが、これはイオン釧路昭和店にある釧路市のスペースで流れていた3期の予告編。ふるさと納税ということもあってか釧路市内の市営施設・スペースには邪神ちゃんのポスターが数多く見受けられます。

 

・サテライト展望台

釧路市街を離れ、釧路湿原展望台のサテライト展望台です。ここまで来ると徒歩では不可能、車かバスで来る必要があります。また、湿原展望台からサテライト展望台までは約1kmの遊歩道を歩く必要があります。それでも、釧路湿原を一望できる景色はかなり壮大なので訪れる価値はあります。

※アニメで描かれているように摩周岳と斜里岳は立派に見えません!

 

入口にはシカがいました。結構普通にシカはいます。タンチョウヅルも阿寒町鶴居村のあたりでは道路脇の畑でたまに見かけます。

 

・釧路空港(たんちょう釧路空港)

釧路市を訪れるほとんどの人は釧路空港経由で来るはずなので、ここをいまさら紹介するのは変な気がしますが、釧路空港です。ゆりねたちが飛行機でやってきたところです。

 

・鶴公園(釧路市丹頂鶴自然公園)

空港のすぐ近くにある鶴公園です。タンチョウヅルを飼育しており、私が訪問した際には14羽(うち2羽がヒナ)のタンチョウヅルが飼育されていました。

かなり近くでタンチョウヅルを見ることができます。

これは余談なのですが、ここのツルはあくまで「飼育」で羽も切られていることから飛ばないので、より自然に近い形でのタンチョウヅルを見たい方は冬季に阿寒町にある阿寒国際ツルセンター グルスを訪れる方がオススメです。

 

阿寒湖

ではもう一つの聖地、阿寒湖に向いましょう。阿寒湖までは釧路市街から車で約1時間半です。一応路線バスも出ています。一応...

 

路線バスで到着するとバスセンターの中に邪神ちゃんのポスターが貼られています。

 

アイヌコタン

釧路編キービジュアルにもなった阿寒湖の温泉街の端にあるアイヌコタンです。民芸品店が中心になっています。

 

 

・阿寒湖アイヌシアターイコ

アイヌコタンの少し奥にある劇場のようなところです。

 

・日川民芸店

初音ミクムックリを演奏しながら歩いていたシーンの背景にある店です。店内は多くのグッズがありますが撮影禁止

 

クロユリ

初音ミクのシーンの直後、氷姉妹がまりもプリンの屋台を出していたところです。氷姉妹、他人の店の入口をふさぐ形で屋台を出すのはかなり度胸がありますね。

 

・民芸喫茶ポロンノ

作中でゆりねとメデューサが食事をしていた店です。

 

2人が座っていた席(入ってすぐ左手前の座席)と2人が食べていたユオハウ(鹿肉の汁物)。

 

店の入口には釧路編のポスターも貼ってあります。日焼けして年季が入ったようになっていました。

 

・北海まりも製菓

邪神ちゃんが働くも、まりもようかんを爪楊枝でつついたため即クビになった会社です。

 

・ボッコ遊歩道

アニメでは木の板で舗装された遊歩道が出てきましたが、そういったものはなく普通の遊歩道です。

 

・ボッケ

邪神ちゃんが落としたまりもようかんを追って親指を立てながら沈んでいった沼です。火山の熱で熱くなった泥が火山ガスと共に地面に出てきた沼で、近くまで行くと硫黄の匂いがします。普通に危険なので邪神ちゃんのように柵を乗り越えて降りて行ってはいけません。

 

・ボッケ桟橋

特に名前がない桟橋だったので仮でボッケ桟橋と呼称しますが、ボッケから出てきた邪神ちゃんが阿寒湖に飛び込んだ桟橋です。雄阿寒岳を望むことができます。

 

阿寒湖は遊覧船で一周し、途中チュウルイ島で本物のマリモを見ることができます。

 

船から降りて温泉街を歩いていたらまたシカに遭遇しました。ずっと草を食べ続けているので冬になると根こそぎ木の皮が食べられてしまうという話も納得です。(遊歩道周辺の木はほぼ全て木の幹がネットで囲われているレベル)

 

ちなみに阿寒湖の聖地巡礼を路線バスかつ日帰りで終えることは一応可能です。釧路からのバスが12時過ぎに阿寒湖に着くのでそこからアイヌコタン→ポロンノで昼食→ボッケ遊歩道→14時発の遊覧船→釧路に帰るバス(16時ごろ)というルートになります。

遊覧船が1時間おき所要時間85分なので、若干シビアです。というかアイヌコタンに割ける時間がなかなか無いです。

 

最短で釧路市街と阿寒湖畔で1日ずつといった感じになるでしょうか。阿寒湖に釧路から日帰りで行くのは正直もったいない気もするので、1泊するなどしてみるのも良いでしょう。

残念な点は、音別・尺別が釧路から直線距離で約40km離れており、聖地になった箇所の少なさを見ても巡礼するのがハードなのがネックです。(なぜ間に白糠郡を挟み、飛び地になっている釧路市音別まで聖地巡礼MAPに含まれているのかに関しては、ふるさと納税で製作したために釧路市が入れたかったという背景もあるのではないかと思います。あくまでも推測ですが。)

 

以上が、邪神ちゃんドロップキックX釧路編の聖地巡礼+αになります。

今後釧路編の聖地巡礼を行う方の参考になれば幸いです。(北海道の観光施設の営業や公共交通機関の運行状況は冬季になると大きく変動するのでそこだけ注意してください!)